WSL2に『fish shell』を導入して、見た目をいい感じに!

はじめに

WSL2 Ubuntu20.04 環境のシェルを『fish』に変更していい感じの見た目にしていきます!
色々なブログなどを見たのですが、うまくいかない部分があったので自分なりにまとめて整理してみました。

fish のインストール

公式サイトに記載のある下記コマンドを実行するだけです。
簡単ですね。執筆時点では version 3.1.2 がインストールされました。

sudo apt-add-repository ppa:fish-shell/release-3
sudo apt-get update
sudo apt-get install fish
参考 fish shell - 3.x release serieshttps://launchpad.net/ 参考 fish-shellhttps://github.com/
MEMO
ちなみに下記コマンドでは version 3.1.0 インストールされました。

sudo apt update
sudo apt install fish

※Ubuntu 14.04よりapt-getコマンドではなくaptコマンドの使用が推奨されています。
が、今回はどちらの方法でも良いと思います。

fish とコマンドを打つことでシェルがfishになります。

nemukuma@nemukumaPC:~$ fish
Welcome to fish, the friendly interactive shell
Type `help` for instructions on how to use fish
nemukuma@nemukumaPC~>

今回はデフォルトのログインシェルをfishに変更したいので chsh コマンドを打ち再ログインしましょう。

chsh -s /usr/bin/fish

bashに戻したい場合は chsh -s /usr/bin/bash です。
※もとのシェルがbashの場合です。

Power line のインストール

fish を導入しただけでは見た目はまだリッチにならないので Power line をインストールしていきます。

sudo apt install powerline

このままだと以下のように文字化けしてしまうので、Power line のフォントをインストールします。

僕は 「Ubuntu Mono derivative Powerline」にしました。
他にもたくさん種類があるのでお好きなフォントをいれてください。

参考 Power line Fontshttps://github.com/

Ubuntu Mono derivative Powerline.ttf をダウンロードしたら右クリックでインストールしましょう。
Windows Terminal を利用している場合は、settings.json の fontFace にインストールしたフォントを設定すればOKです。